役立たずのドラレコは捨てましょう!

ドラレコ付けてますか?

 

 

ドライブレコーダーは低価格化が進み、一気に普及する段階になりました。出荷台数は2016年度は140万台であったのに対し、1017年は260万台と大幅に増加しています。
*一般社団法人 ドライブレコーダー協議会調べ

ホームセンターやカーグッズショップに行くと、最安値で3000円台の製品もあったりして驚きます。設置も簡単で本体をシールをはがしてフロントガラスにペタッと貼るだけ。電源をシガレットライターに差し込めばOK。お手軽ですね。

さて、このドラレコを設置する目的とは何でしょうか?そうです、運転中のトラブルを記録することでしょう。交通事故時に証拠となる映像を撮影することに尽きると思います。副次的に駐車場での当て逃げとかあおり運転者への威嚇の意味合いもあると思います。

なにせ、人はいとも簡単に嘘をつきます。自分が一番かわいい。とりあえず言ってみよう。嘘でもなんでも自分が有利になればいいんだ。どうせ他人はわからないだろうし。適当に言ったら相手も黙ったし、あれ?なんか本当にそうだったような気がしてきたぞ。

そんな時に役立つのが『動かぬ証拠』ドラレコの映像です。すべての事実が明らかになります。虚言者はぐうの音も出なくなります。相手方が死亡したような場合でも、『死人に口なし』などと誹謗を受けることも無くなります。

いいことばかりのドラレコなのですが、実は、大きな大きな問題があります。それは、録画した映像が見れるとは限らないということです。正確に言うと、録画されていない可能性があるということです。

運送業や旅客取り扱いの事業者は別ですが、個人向けに販売されている機器はほとんどSDカードに録画するものです。3000円の機器も5万円の機器もSDカードを使用します。

このSDカードというのがクセモノ、いや、取り扱いがシビアな精密機器でしてすぐ壊れます。不調をきたします。定期的なメンテナンスが必要な機器です。(最低月1の初期化フォーマットをしてますか?してくださいよお勧めしますと取説に書いてあるはずです

経年劣化や繰り返しの書き込みなどで不良セクタ(正常な読み書きができない領域)が蓄積されると、書き込み可能領域が小さくなり、ほとんど録画されなくなります。

また、物理的な事情で録画されないこともあります。ピアノの鍵盤のような端子が絶縁されたり、付属品とは別の仕様や規格の違うSDカードを挿入したりすると、録画されない現象が発生することがあります。

低価格帯のドラレコにまで、小さな液晶画面が付いており映像が映るため安心感をお持ちの方が多いと思いますが、それが録画されているかどうかは、事故を起こしたその時にならないと解らないいうのが、現在のお寒い状況だと思います。

パソコンをお持ちでないご家庭がどんどん増えている現代、最低1か月ごとフォーマットしなければならないSDを記録媒体として使用するドラレコは、果たして信頼に値する機器なのでしょうか?なまじ小さな画面でも、映像が映っているだけに、録画されていることに疑いを持つ人は少ないのではないでしょうか。

8月3日に報道発表された独立行政法人 国民生活センターのレポートによると、独自に行った2000名の消費者アンケートの結果、約6割の人が、SDカードの初期化フォーマットや交換が必要なことを知りませんでした。

また、全国消費生活情報ネットワークシステムには2013年度以降、ドライブレコーダーに関する相談が444件、そのうち、映像が残っていなかった等、記録に関する相談は88件寄せられたそうです中には、事故時の映像が残っていなかったことで事故の責任が明確にできなかった事例もあるそうです

事業者は映像が無いリスクを避けるために、通信機能付きのドラレコを使っています。そう、事故の衝撃を感知して自動で映像を携帯電話回線を使ってクラウドに保管するシステムです。

このシステムは、個人向けには、自動車保険とセットで損保ジャパン日本興亜がリースしています。(年9720円)これが一番安く使える安心できるドラレコです。